1万4千の島々が連なる日本列島は、ユーラシア大陸の東端でその土台ができ、やがて分離。3万8千年前に人類が上陸し、歴史を紡いできた。変化に富んだ気候が豊かな資源を生み、国土を潤す。本書は、時空を超えて島国の成り立ちと形を一望し、水、火、塩、森、鉄、黄金が織りなした日本列島史を読み直す。天災から命を守り、資源を活かす暮らしとは。地学教育の第一人者が、列島で生きる醍醐味をやさしく解説する。

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★★★★★★★ 商品情報　★★★★★★★
発行所：中央公論社
発　行：2024年9月30日　7版
定　価：1,012円（税込）
著　者：伊藤孝（いとう・たかし）
1964年宮城家生まれ。筑波大学教育学部教授。茨城県気候変動適応センター運営員員。山形大学理学部地球科学科卒業。筑波大学大学院地球科学研究科博士課程修了。博士（理学）。専門は、地質学、鉱床学、地学教育。NHK高校講座「地学」講師（2005-12）。
目　次：
まえがき
序章　 日本列島の見方
第1章　かたちー1万4000の島々の連なり
第2章　成り立ち
第3章　火山の列島ーお国柄を決めるもう一つの水
第4章　大陸の東、大洋の西—湿った列島
第5章　塩の道—列島の調味料
第6章　森林・石炭・石油—列島の燃料
第7章　元祖「産業のコメ」—列島の鉄
第8章　黄金の日々—列島の「錬金術」
終章　　暮らしの場としての日本列島
あとがき
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