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【作品の概要】
『半神』は萩尾望都作品集　第9巻
短編4作、イラスト4作、他3作
合計11作。
表題作の「半神」
一卵性双生児のユージーとユーシー。
腰のあたりで肉体が結合したまま産まれた。一卵性なのに二人はあらゆる点で異なっていた。姉は頭が良いが醜く、妹は美しいが知能指数が低い。また足腰が弱い妹の為に、姉は杖がわりにならないと生活出来なかった。食事の世話もした。
それなのに周りの人々は、無邪気で美しい妹ばかりを褒めるのだった。だが彼女らが13歳になったある日、ドクターは二人を切り離す手術をすると告げるのだった…
コンプレックスと憎しみに囚われた姉の心情を丁寧に描きながら、繊細なストーリーに読者を引き込む手腕は、見事なものです。

【状態】
カバー内側に多少シミが見られますが、本書に汚れなどなく39年の経年を考えますと美品で良好な状態といえます。
また読み応えのある225ページで満足度上昇。
コレクターやファンにとって、価値ある希少な一冊となるでしょう。

- 著者: 萩尾望都
- 出版社: 小学館
- 巻数: 9
- ISBN: 978-4-09-178029-6
- 定価: 580円
- ページ数: 225

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