■「新日本古典文学大系 29 袋草子」函 帯 月報付き

■「日本古典文学全集 50 歌論集」函 月報（複写）付き



和歌を平安の古式、有職故実、学則、歌論を踏まえてじっくり研究・学習したい方に最適の二冊です。



状　態：「袋草子」表表紙に染み跡、函は二冊とも経年による傷や汚れが在りますが、本体は折れや書き込みなどもなくきれいですので、気持ちよく読めます。



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※詳細な内容



「袋草子」



歌に執着した人々の逸話があふれる「雑談」部で有名な本書は、歌会・勅撰集の編纂・歌合についての作法や故実を記した、作者藤原清輔による六条家歌学の集大成。下巻末尾に新出の陽明文庫本を取り入れた完本。



上段：書き下し文、下段：訳注 、後半：原文の構成。

付録：歌合年表　巻末に人名、事項、漢詩、和歌索引



著者藤岡　忠美 校注

岩波書店（刊行日1995/10/30）

体裁A5 ・ 584頁

定価: ￥4000



#清輔



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「歌論集」



●源俊頼「俊頼髄脳」

●藤原俊成「古来風躰抄」

●藤原定家「近代秀歌」「詠歌大概」「毎月抄」

●荷田在満「国家八論」

●賀茂真淵「歌意考」

●香川景樹「新学異見」



和歌の奥義を説く、歴代の名手の代表的歌論を収録。和歌史の転換期で著述の盛んだった平安末期・鎌倉初頭の「俊頼髄脳」（俊頼）「古来風躰抄」（俊成）「近代秀歌」（定家）。および近世国学の代表作「歌意考」（真淵）など。



定家は「毎月抄」の中で『和歌十体』に言及。「幽玄様」「事可然様」「麗様」「有心体」の4体が基本であり、なかでも「有心体」が中心であると説く。



各時代の代表的歌人たちは、歌の道の奥義を論じる歌学評論を遺した。そして詠歌の本質を通じて、人間がどう生きるか、という大いなる命題に迫る



上段：校注、中段：原文、下段：訳文 の構成。

巻末に歌論用語と和歌初句索引



橋本不美男、有吉保、藤平春男 校注・訳文

小学館（1975/04/30初版発行）

体裁A5判・637頁

定価: ￥ 2000



#俊成

#定家