『日本橋』　限定3千部の内288番　発行:名橋「日本橋」保存会　358頁　昭和52年　元パラ、箱、輸送箱付

日本橋周辺の有志が結成した“名橋「日本橋」保存会”が発行した『日本橋』です。
冒頭で西山松之助は林子平の「江戸の日本橋より唐、阿蘭陀迄境なしの水路也」を引用し『日本橋』を日本の象徴と位置付け日本橋の歴史について説き、次いで政治、経済、文化の中心地としての日本橋を多くの図版を引用して説明しています。
特に日本橋周辺に居た町年寄三家や枡、秤を支配した町人などは興味を惹きます。戸板康二は演劇・芸能・文学に描かれた日本橋、小野英一と喜多川周之は劇場や寄席・映画館、魚河岸、老舗・名店といった日本を代表するアミューズメント日本橋を珍しい写真も含めて紹介しています。
「明治33年日本橋区表通り両側店舗一覧」や「老舗・名店」、三越のポスターが綴るファッション変遷史なども面白い史料です。

■状態■
輸送箱にヤケ、小さいシミ/破れがあります。
箱、本文は綺麗です。(写真を参照願います)
古本です。ご理解の上ご検討願います。

■サイズ■輸送箱ベース
縦33×横23×厚4cm(60) 1879g
ゆうパック、リユーズ品簡易包装での発送です。