別冊同門　2冊
「利休」「即中」　
「一期一会」のオリジナルしおり1枚

利休
平成2年4月1日発行
発行所:表千家同門会
定価:400円

即中
昭和60年4月24日発行
発行所:表千家同門会
定価:300円

利休は1522年堺の今市町で生誕されました。日本の茶道の源だと言われています。
利休は茶道を人間修行の法として確立させた大成者と伝えられています。
「心の茶」「侘びの茶」を今日に伝わる茶道にまとめあげた茶祖と言えます。
戦国武将「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」とのエピソードなど、、、最後は秀吉から蟄居、切腹を命じられ人生をる終える訳ですが、、

私は利休のお茶を立てる時の心情を表す言葉としての「一期一会」の言葉が好きで名刺の裏面に印刷させていただいておりました。

一期一会（いちごいちえ）とは、
千利休が唱えた茶道に由来することわざです。利休が茶を立てる戦国の武将たちとは、この茶会が最後となり2度と合うことが無いかも知れない。だから心を込め最高のおもてなしでお茶をいれてあげよう。と言う意味かと思います。

茶会に限らず、広く「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう」という意味で用いられています。

出会いを大切にしたい言う意味を込めたこの「一期一会」が私は好きな言葉です。

国宝級の茶器類の写真を見るだけでも精神生活が少し豊かになるかと思います。