コンコルドには乗れませんけれども、古い英国車にはご縁がありましたから、コノリーレザーにもご縁が。英国の乾いた気候に良く馴染み、独特のぬめり感と香りを持つ極上の革。一度味わいますと他のレザーになど見向きもしない、、そんな魔力がございます。この時代に、一切のマーケティングをせずとも英国ラグジュアリーの頂点に君臨しますのは、流石の一言です。昨今ライフスタイル全般を扱うブランドへと生まれ変わっております。車好きにはそれはもう堪りません品揃え。現代のモダンさと、カントリー的男臭さが見事に融合されたコレクションは、まさに伝説再び、、でしょうか。さて、こちらは一昔前の希少なブリーフケースです。かつてコノリー製スエードブルゾンを愛用しておりました際、良く合わせておりました鞄です。あの赤峰さんも袖リブが擦り切れる程愛用しておりますスエードブルゾンですが、スムースレザー以上に、コノリースエードには独特の魅力がございます。細かな毛並みと手触りはやはり極上。昨今はスエードも洗える時代の様ですが、汚れてこそ、かえってその味わいを増すのもコノリースエードの魅力でしょうか。こちらのブリーフケースも全体的に薄汚れております。スエードの表面には各所にスレ汚れ、濃淡の差も出ております。しかし丈夫、丈夫。豊かな毛並みを残しながらも、ビンテージ鞄の如き深い味わいを出しております。スエードは綺麗に使う方が野暮でしょうか。フロントにフラップポケットが2箇所。マグネット式ですから開閉も楽チンです。ガーメント鞄の様に大きく開きますメイン収納には、カードホルダー、携帯収納、ファスナーポケットに、マチ付き側面収納と、これまたなかなかの収納力です。洒落た白地のライナーは、ファスナー付近に素材の劣化、各所汚れ、変色がございます。持ち手、フラップ、補強部にはこれまた上質なコノリーレザーを使い、絶妙な色味のアクセントになっております。重くなりましたら、コノリーレザーのショルダーストラップで楽チンです。使い込まれたコノリーですが、ヴィンテージバッグの様な、色気と気品は流石のコノリーさんでしょうか。今では希少なコノリースエードのブリーフケースです。

サイズ　約縦30 横42 マチ8.5
色　ブラウンベージュ系　/ 補強レザー部ダークブラウン
色誤差あります、ご勘弁下さいな。画像1が近いです
恐らく英国製
参考価格　¥25万程