ウィーン少年合唱団が絶頂期だった1950年代の歌声です。
当盤は2枚のフィリップス原盤を復刻したものをCD1枚に収録しています。
前半8曲はアカペラのモテット集です。
後半7曲は、当時の看板ソリストのヤンコヴィッチ兄弟を前面にウィーン交響楽団の伴奏で有名作品を集めたもので、時代的にモノラル録音です。
1960年代前半に日本で発売されたベスト盤に収録されていたモーツァルトの『アレルヤ』は、日本でもおなじみの音源ですが、当盤はそのオリジナルのLPの収録曲を全曲聴くことができるのが魅力です。
聴きものは、ヴェルディの聖歌4編の3作目である演奏至難な『処女マリア賛歌』です。
アカペラならではの、ウィーン少年合唱団の素晴らしい実力がよく伝わってくる名録音です。
EU盤CD-R　新品

【ご留意頂きたい点】
高音域に数ヶ所ある歪みはマスターテープに起因するものです。
後半7曲を伴奏しているウィーン交響楽団は演奏の出来がよくありません。
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