日本国際理解教育学会30年の研究成果を踏まえつつ、理論と実践をメタ的に振り返る。原点への問いなおしからカリキュラムや授業デザインなどの実践的課題、そして多文化教育、シティズンシップ教育などの現代的課題まで、根源的な問いを立て、課題に応える。

目次
序章本書へのオリエンテーション
第1部国際理解教育の原点を問い直す
第1章国際とグローバルはどうちがうか
第2章ユネスコの教育勧告をどう受けとめるか
第3章国際理解教育はどのように実践・研究されてきたか
第4章国際理解教育は理解ありきでよいか―文化理解から問題解決へ―
コラム1民際交流をとおした相互理解の拡大―韓国から見た日本国際理解教育学会の30年―
第2部国際理解教育の授業実践、学びを問い直す
第5章国際理解教育は学習指導要領にどう応答してきたのか
第6章国際理解教育のカリキュラムマネジメントはどうあるべきか
第7章教師の経験、問題意識、子どもの状況から国際理解教育の授業をどうデザインするか
第8章地域、博物館、NPOなどと連携した国際理解教育の授業をどうデザインするか
第9章スタディツアー・フィールドワークから国際理解教育の授業をどうデザインするか
第10章地域における国際理解教育の実践をどうデザインするか
コラム2中国からみる日本の国際理解教育
第3部国際理解教育の現代的課題に応える
第11章多文化教育としての国際理解教育の授業はどうあるべきか
第12章シティズンシップ教育としての国際理解教育の授業はどうあるべきか
第13章SDGs時代の国際理解教育の授業はどうあるべきか
第14章ユネスコの提起する現代的課題に国際理解教育はどう応えるか
第15章日韓中共同プロジェクトが提起する課題に国際理解教育はどう応えるか

「国際理解教育を問い直す 現代的課題への15のアプローチ」
日本国際理解教育学会 / 石森 広美 / 釜田 聡
定価: ￥ 2500

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新品で購入しましたが、一度も読んでいません。表紙カバーに少しだけ擦れた汚れがあります。