地味すぎず派手すぎず、控えめな華やかさの訪問着＆帯セット。几帳の訪問着に御所車の帯を合わせ、平安貴族/源氏物語をイメージしてコーディネートしました。
七緒や美しいキモノのようなストーリー性のある着物コーディネートがお好きな方、
結婚式への出席や、お子さんが主役の七五三や卒業式、入学式などあまり派手にされたくないママさんにもおすすめ。

・訪問着　几帳枝花文　金彩　正絹　
状態　特に目立った汚れなし
身丈159(肩から)/裄丈66.5/袖丈47cm
袖幅 34.5cm/前幅 25cm/後幅 30.5cm
袷(10月〜5月の着用推奨)

青みがかったグレイッシュなピンクなので大人っぽく知的な印象。
金彩が入っているので地味になりません。
パーソナルカラーで言うとブルベ(ブルーベース)の方に似合うお色味かと思います。
柄ゆきは几帳(きちょう)を中心に花が配されています。
几帳は、皇族や貴族など高貴な方と対面する際、その方の姿を隠すために使用されるもの。
平安時代においては、どんなに親しい間柄でも高貴な方と会うときには、几帳や御簾を介して会うのが決まりで
源氏物語にもよく登場し、物語の鍵にもなる重要なアイテムですね。
高貴で雅な貴族の暮らしを表す柄です。

・六通柄袋帯　御所車花鳥文　正絹　関西仕立て　芯なし
長さ 422cm 幅 30cm

鴛鴦(オシドリ)や御所車が華やかな帯。
オリドリは仲睦まじいことから、中国では夫婦の変わらぬ愛を象徴する鳥とされてきました。日本でも吉祥文様として用いられています。
その周りに四季の花を配し、さらに七宝、雲紋、工字繋ぎ、流水など吉祥柄を細かくちりばめためでたい文様の帯です。
金彩もいぶしたような風合いで着物の金彩と雰囲気が合っているので選びました。

いずれも特に目立ったシミ汚れなどもなくきれいです。

着物と帯、セットでの販売となります。
写真の帯揚げと帯締めはコーディネート参考例で、商品には含まれません。

※素人ですので細かな汚れの見落としや、サイズ誤差ご容赦ください。

※折りたたんで発送しますので折じわご了承ください。