「村上海賊の娘 第1巻〜第4巻」
　和田 竜　定価: ￥ 590、590、630、630
・前田慶次が「花の慶次」で突然出て来たように、新ヒーロー・真鍋七五三兵衛(しめのひょうえ)の誕生ですね。口は悪いが陽気でどこか憎めない大阪・泉州海賊の棟梁です。少し冗舌ですが、木津川沖海戦の描写が迫力あります。今回は織田軍も村上水軍の焙烙玉にやられましたが、次の海戦では伊勢九鬼水軍の鉄張船で逆襲ということでしょうか。
また、巻末の資料の多さに、史実に忠実であろうとする作者の創作態度が窺い知れます。綿密な調査でまさか泉州海岸で年中釣れる「ガッチョ」まで出てくるとは！
・多少の折れや表表紙の破れ(最後の写真)はあるかもしれませんが、汚れやヤケはなく、コンディションはほぼ良好です。
・あくまで中古品とご理解いただける方にお譲りしたいと思っています。

・なお、値下げ交渉には対応しておりません。値下げ交渉のコメントの返信は控えさせていただきます。

・匿名/追跡可能配送です。
・4冊セットでお願いします。

【本の概要】
『のぼうの城』から六年。四年間をこの一作だけに注ぎ込んだ、ケタ違いの著者最高傑作! 和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。毛利は海路からの支援を乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれた村上武吉の帰趨にかかっていた。折しも、娘の景は上乗りで難波へむかう。家の存続を占って寝返りも辞さない緊張の続くなか、度肝を抜く戦いの幕が切って落とされる! 第一次木津川合戦の史実に基づく一大巨篇。

#和田竜 #和田_竜 #本 #日本文学／小説・物語