①モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543

②ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 作品60



指揮：エフゲニー・ムラヴィンスキー

レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

録音：1965年2月①、1973年4月②



2曲ともムラヴィンスキーの名演として名高いものです。日本でムラヴィンスキーを最も評価した音楽評論家:宇野功芳氏がライナーノーツを執筆しています。メロディア原盤のビクター盤／自然なマスタリングが好評なシリーズです。



宇野功芳氏

「モーツァルトの第39番はムラヴィンスキーの十八番で、これは1965年のライヴであり、彼の音楽性がすみずみまで行きわたった名演だ。ムラヴィンスキーの個性的なスコアの読み方はまことにユニークだがそれでいて表面は何事もないかのように見せているところが彼らしい。第1楽章の序奏部は実に厳しく、生々しく、しかも寂しいニュアンスに満ち、どの一部にも指揮者の意志の力が浸透している。主部も同様で、速いテンポで颯爽と音楽を疾走させ、リズムの刻みを前進させながら、細部まで自分のものとして音楽を息づかせ、曖昧なところはいっさいない。第2楽章は純白の香りとデリカシーがみずみずしさのかぎりである。」

「ベートーヴェンの第4番は、ライヴとは思えぬ見事な録音であり、これで満足しなければバチが当たるだろう。旋律は意識して冷たく奏され、少しも歌わないが、それでいてしなやかに息づき、リズムの刻みは溌剌としており、鋭利なもの刃物でスパッと斬るようなフレッシュな終わり方も最高だ。」



国内盤【廃盤】帯付き　14

盤面微すれありますが再生問題無し



＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント)

2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き

4枚購入→450円引き、10枚以上は全品150円引き

（単品購入での値引きはご容赦ください）