・90年3月ビクターからリリースのデビューシングル。
この楽曲がまた初っ端から大ブレイクしちまった反動で一部の方々から「んまあっ、許せないッ…ちょっと売れたからって天狗になっちゃって何よ！あの娘」と謂れの無いバッシングを受けてしまい4枚目リリース後しばらくお見かけしませんでした。先輩方に挨拶が足りなかったり楽屋の鏡を独占しちゃったり、そーいうのが誤解を招いてしまったみたい。本人としては悪気が無いだけに、ね…
そのような経緯から元祖炎上クイーンとも呼ばれますが、いっぱい泥水も啜ってきたハズ。実力もありしっかり者に見えても当時まだ10代、こーいう社会常識は周りの大人達が教えないと、と僕は思うんだけどなあ。プロフ見ても、好きなアーティストはSHOW-YAやボン・ジョヴィ、好きな作家は赤川次郎先生や氷室冴子先生(！)と言う演歌一本槍ではない同年代と何ら変わらない等身大の女のコだということが分かるもの。
ちょっとした成功体験を自分の実力とカン違いしちゃったんだね。そんなの誰しも人として成長する中で多かれ少なかれ経験する事です。彼女の場合スケールが大き過ぎただけのこと。
でも僕たちファンの中ではずっと「隣の家に住む優しいお姉さん」だったんだよね。
ずっと帰ってくるのを待ってたらしれっと改名路線変更で歌手復帰されてたとは恐れ入りますぜいっっ。
今になって考えると、先輩方に睨まれちゃって演歌界にはもう居場所が無かったのかもね…
彼女に坂本冬美さんみたいな器用さがあればまた現在の演歌界も違っていたのかな、と思わずにはいられません。
最後に。アルバムタイトルが「晴山さおりの一番搾り」て…昔エッッロい兄貴に「四つん這いにさせてシゴくのを『乳搾り』って言うんだぜ」とご教示いただいたのを思い出してしまいました。あれマジ背徳感すげーんだわ…
・コンディションは特に問題無いと思います。

#平成に燃えた元祖炎上クイーン
#燃えろいいオンナ♡