【匿名配送】『秤（はかり）』小泉袈裟勝著

(ものと人間の文化史 48) 単行本 – 1982/11/1

法政大学出版局　四六判 326ページ 上製　

定価2,060円

□反骨の研究者による名著。

□やや傷や汚れありとしましたが、天に１０数個の薄いシミ、カバーの背と背付近にヤケあります。（写真御参照ください）

それ以外はおおむね綺麗です。
□口絵が充実しています。(写真をご覧ください)

□内容　秤の起源を東西に探るとともに，わが国律令制下における中国制度の導入，近世商品経済の発展に伴う秤座の出現，明治期近代化政策による洋式秤受容等の経緯を描く。
□詳しい内容は目次の写真をご覧ください。

□著者小泉袈裟勝について

•著者の『八ヶ岳の三万年―黒曜石を追って』法政大学出版局1987/10/1　は名著。

•学者たちは小泉袈裟勝が真実を探り当てたことにプライドを傷つけられたのか、考古学者としての存在を黙殺している。

・この『八ヶ岳の・・・』の内容は「黒曜石は和田峠」と教科書にも記載されていたが、著者は星糞峠（ほしくそとうげ）に黒曜石鉱山としてのすり鉢状遺構を発見し、同位性炭素測定によっても裏付けた、というものです。

著者についてWikipediaから引用

長野県北佐久郡浅科村（現佐久市）生まれ。1938年東京物理学校卒業。1939年商工省中央度量衡検定所に入所し、光波干渉式標準気圧計を開発、1968年工業技術院計量研究所第4部長となる。1971年退官とともに日本計量機器工業連合会常務に就任し、1976年同専務理事。1988年春、勲四等瑞宝章受勲。1992年「ものさし」で経済学博士（京都大学）。日本計量史学会副会長も務めた。


□Wikipediaに載せられていない情報

・小泉袈裟勝（1918年3月10日 - 1998年12月31日）

・昭和10年長野県野沢中学校（現:長野県野沢北高校）卒業

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