本書は、真空管回路による標準テレビ配線の見方・考え方に関して、真空管の原理から回路構成方法までを分かり易く、丁寧に図解で説明した解説書です。概要は以下の通りです

１．目次概要

　①テレビジョン概論

　②受像回路

　③音声回路

　④ブラウン管回路及び電源回路

　⑤TVK-2型受像機の解説

　⑥TVK-3型受像機の解説

　⑦TVK-5型受像機の解説

　⑧TVK-6型受像機の解説

　　*付録：一流メーカー受像機回路図１８種　　　

２．書名・著者・装丁・その他

　①書名：準テレビ配線の見方・考え方

　②著者：大井脩三／

　③装丁：Ａ５／ハードカバー／製本／表紙カバー無／

　④ページ数：２７３

　⑤出版時期：昭和３７年３月

　⑥定価：￥８５０－

　⑦出版社：成文堂新光社



学生時代に、参考資料として購入したものです。中学生時代には真空管ラジオを趣味で作成し、親戚などに買ってもらっていましたので、テレビが普及し始めるとその原理を習得しようと参考書を購入していました。その時の一冊です。大学時代には、その頃半導体トランジスタが市場に出回ると当方興味は一気にその方向に切り替わってしまいました。の従って、それ以来真空管関連の図書はほとんど書棚に保管状態でした。ほぼ未使用状態ですが、経年変化による黄ばみが進んだ状態です。いわゆる古書状態です。外見は写真でご確認下さい。

昭和３０年代に販売されていた実際のテレビ受像機の回路図が１８機種分付録として添付されています。貴重な資料です。真空管回路テレビ受像機基本知/識・技術に興味有る方、マニアの方、ご検討宜しくお願い致します。