2000年 2月にMDS Gで開催された エルンスト・ガンペルの個展で販売された作品集。
エルンスト・ガンペル（Ernst Gamperl）は、ドイツ出身の木工芸家でアーティストです。ウッドターニングという技法を用いた作品で知られ、世界各国の美術館やギャラリーで展示されています。
主な経歴は次のとおりです。
1965年にドイツ・ミュンヘンで生まれる
高校卒業後に家具職人を目指す
独学でウッドターニングを学び、ヒルデスハイムデザイン専門学校でマイスターを取得する
アルプス山脈の麓にあるトラウヒガウにアトリエを構え、制作を開始する
2017年にロエベ クラフト プライズで大賞を受賞する
ガンペールの作品の特徴は、倒木や強風などの影響で自然に倒れた木を素材として使用し、乾燥によって生まれるシェイプの変化を生かしていることです。また、オークやメープル、ブナ、イタリアン・オリーブなどのヨーロッパで馴染みのある木材を好んで使用しています。
ガンペールの作品は、ヴィクトリア&アルバート博物館やダナー財団などに収蔵されています。