とても美しい螺鈿細工が施された鼈甲の櫛と笄のセットです。桐箱の専用ケース付き。作者の名前もあります。

買った時のまま、未使用で、桐箱にセットされた台座の紐がついた状態で自宅保存しておりました。紐は伸びていますが、タグも付いたままの新品・未使用品です。しかしながら、古い物になりますので、自宅保管をご理解いただける方にお譲りします。返品などは応じません。写真で状態をご確認ください。

桐箱の蓋の裏に「菊屋」と書いてあり、大阪市心斎橋の鼈甲小間物屋だったようですが今は店舗は無さそうです。

タグに「三十七円五十銭 物品税五十％入」と書いてありますので、今の時代ではどれくらいの価値があるのか調べてみました。
物品税がはじまってからのものなので、昭和15年だとしてその時の1円が1677円相当なので現在の価値にして約62,000円、昭和20年だとして1円の価値が1300円なので約48,000円という高級品です。
べっ甲かどうかの判断は鑑定に出していませんのでわかりかねますが、こちらの価値からして大変貴重なものだと言えます。

※こちらを参考にしました
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?page=ref_view&id=1000333310

- アイテムタイプ: 櫛 笄
- 素材: 鼈甲
- 装飾: 蒔絵 螺鈿 貝細工
- 付属品: 専用ケース
- 状態: 新品 美品

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