このアンプは元々中国製の真空管6P6P（6V6）と6N1を使ったシングル・アンプですが、多くの出力管と挿し替え出来るように、一部改造、自作したものです。このアンプでは６L６族と、6V6の２種類の出力管を用意しました。



■出力管は6F6、6V6、6Ｌ6（5881）、350B、EL34（6CA7）の他、KT-66やKT-77、KT-88（6550）などもそのまま挿し替えができるパワーアンプとなっています。

■今回は6L6族の互換球である6N3Pを付けての出品です。　また、元々ついていた6V6（6P6P）も付属品として付けますが、うち１本が少しノイズの出る不良品だったため、２本とも別なものと交換してあります。（写真７枚目）

■ドライブ管のヒーター回路を変更し、中μ管の12AU7に変更することにより、同等管（類似管）の5814、5963、また、12AV7や12BH7A、12AT7、6201、5965、12R-LL3などが各電圧配分は変化しますが、そのまま挿し替えが出来ます。なお、12AX7や7025でも音は出ますがプレート抵抗が47KΩと低いので避けたほうが良いでしょう。今回は12AU7と、5963を１本づつ付けますので１本は予備球で保管ください。

■整流管は元々ついていた5Z4でも良いのですが、新品の5V4に交換しました。ここは5AR4（GZ-34）でも使用できます。

■出力は出力管によって異なりますが約３～４Wです。

■ボリューム付きですので、プリ・アンプ無しでもCDデッキ等の出力をダイレクトに繋げます