毒草、毒木を中心として、それに関する歴史や伝説、 名前の由来、その毒作用および薬理作用などについて解説。



コカコーラ、あへん、花にまつわる伝説、毒による刑罰、毒殺、毒矢、食品や薬草としての利用、シャーマンや宗教的な儀礼などで使う有毒植物などなど。筆者はこの有毒植物のひとつであるトリカブトにとりつかれて その化学成分について研究している。



「毒草の雑学」 (1980年)

一戸 良行 (著)研成社



目次

新大陸の毒 コークの源を探る

家畜の毒

クラーレの矢毒

幻覚の毒

サボテン

キノコ:

心臓の毒

スズランの毒

キンポウゲの毒・・

クリスマスローズ

アドニス(フクジュソウ)

万葉の毒

アセビ

シキミ

サネカヅラ

毒よりの脱出

ザクロ

ヒガンバナ

ナス科

毒の誘惑

阿片

どんな器官を痛めつけるのか

習慣ということは恐ろしい!

中毒になった人達の様子

禁断症状は治療できるか?

青酸をつくる植物・

美酒のいざない

かぶれる毒 (ゥルシ)

毒のルーツ

現赤道の毒・

古赤道の毒・

毒による刑

イポーの毒

被子植物の起源

モクレンとコブシ

毒による終末

毒の字

ドクニンジン

トリカブト

スルクの国:

「生きざま」よりは「死にざま」

〈表〉 有毒植物の毒性・薬理

参考図書:





＊＊＊綺麗ですが経年など中古品にご理解ある方のみご検討ください。