「この制服は千年間にわたって生き残りつづけるだろう。リーツはなりふりかまわず見るものを虜にしようとする、しびれるような力を感じた(後略)。」

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・「微笑みのアナスタシア」
オリオン、アルデバラン。版画紙、水彩紙/約191×130㎜

つやありuvグロスバーニッシュを塗布(結晶化したものが粒状に、ざらざらしています。若干ぽろりします。なるべく除去しますが、完全に取りきれないのでお許しください)。

大量の修正で、非常に状態が悪いです。線などもあちこちうっすら残っています。実物は画像より汚いと思います。

可能でしたらおまけを同封させて頂きます。発送に数日頂きます。

2024年8月11日

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アナスタシア…いつの間にかメイド業をたしなむ金髪大女。でかい、つよい、こわい。東スラヴ系赤軍狙撃手。馬小屋の貴婦人、ロシヤの狂犬、スモレンスクの悪夢。声が低い。幼い頃から不遇なカティアを守る。
告白──いずれカティアと山奥に"猫100匹屋敷"を建てて二人暮らしをしたい、きっとバラ色の人生に違いない。しかしそんな高望みなことは言えない。口に出した途端、掌の上の雪のように消えてしまいそうで、恐ろしくて言えるはずも無いことなど、始めから分かっているのだ。
あくまでイメージです。

カティア(エカテリーナ)…いつの間にかメイド業に手を染めるそばかす天パ娘、貧乏、いじめられっ子。いつもびくびく。一つ年上のアナスタシアがだいすきな新人赤軍狙撃手。祖母と暮らす。
儚い希望──お給料がもらえたならアナスタシアと二人でメロンソーダフロートというものを飲んでみたい。甘くてしゅわしゅわしてきっとおいしいに違いない。おしゃれな女の子たちはきっとおしゃれに飲んでいるに違いない。しかしそんな度を越えた贅沢は許されない、けして許されるはずもない事など始めから分かっているのだ。
あくまでイメージです。1942年秋スターリングラードにて戦死、享年18歳。鬼籍の人。

女の子が女の子を守るのが好きです。