荻須高徳 5作品(Ⅳ8) マット紙複製仕上



■ 出品作品

①広告塔

②自動車修理屋

③食料品店

④ムフタールの市場

⑤モンマルトル裏



■マット紙の主な特徴

優しい風合いを目指すならマット紙。プレミアムマット紙や画材用紙のように落ち着いた仕上がりになるマット紙は光沢紙のような派手さはなくとも、その上品さには目を惹きます例えば版画作品を再現したい場合、その雰囲気を忠実に再現する事が出来ます。自然風景や建物を題材にした版画作品には大変良い仕事をしてくれます。光沢が抑えてあるが白色度は高く発色が良い。落ち着いたしっとりとした風合。





■印刷方式(無版式採用)

印刷方式は「有版式」と「無版式」の2種類に大きく分類。印刷の際に「版」があるかないかに違いがあります。一般的な印刷に利用されるのは「有版式」。大量印刷に適した印刷方式。一方で、「無版式」は「デジタル印刷」や「オンデマンド印刷」とも呼ばれ、版を使いません。「熱転写」「インクジェット」の方法で直接印刷。多品種少部数の印刷に適す。



■ 作 者

荻須は1901年（明治34年）、愛知県中島郡（現・稲沢市）の地主の子として生まれる。1922年（大正11年）には東京美術学校（現・東京藝術大学）西洋画科に入学。1927年（昭和2年）に同校を卒業すると、9月に渡仏。1928年（昭和3年）、佐伯祐三らとモラン写生旅行を行い、佐伯の死にも立ちあう。



■ サイズ



長辺 29.6cm×短辺21.０cm(マージン・余白含む)



■ 印刷 使用用紙



無版式・インクジェット マット紙複製 細密仕上げ・上質・光沢無し