「ノスタルジアとしての文学、イデオロギーとしての文化 : 『妖精の女王』と『源氏物語』、「ロマンス」と「物語」」
大野 雅子 定価: ￥ 2400+税

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◎『源氏物語』は11世紀初頭平安時代の日本において書かれた物語である。『妖精の女王』はエリザベス1世統治下のイギリスにおいてエドマンド・スペンサーによって書かれた女王賛歌のための叙事詩である。このふたつのお互いにまったく関係のない文学作品を比較するという奇妙な思いつきは、不思議なことに誰にも文句を言われたことがない。この本は第1章を除いて、アメリカのプリンストン大学の比較文学科に提出した博士論文の一部をもとにして日本語に書き直したものである。(序より抜粋)。

◉四六判。ハードカバー。帯付き。226頁。
◉2006年7月20日英宝社より発行。
◉⑥ ⑦の画像が目次になります。

★状態ー表紙に多少キズ、上縁部の軽い折れ、裏表紙上部の軽い黄ばみと小口天地の細かいシミ(天口は多め)等やや使用感はありますが、本文は線引きや書き込みも無くきれいです。

✳︎単品での値引き交渉には対応しておりません。