大変貴重なヤスマギター初期のNO103というギターです。

ヤスマギターのホームページで安間氏が抱えておられるギターにそっくりです。

知る人ぞ知るヤスマギター。ファンにはたまらない逸品です。

貴重なギターですが、指板が塗装で、ポジションマークも剥がれてしまっている状態でした。

思い切って、フレットを全て抜いて、指板塗装剥がし、指板調整、

ポジションマークインレイ(5、7、9は白蝶貝、12はアバロン貝。1.5mm埋め込み)

リフレット、ゼロフレット廃止して、ナットをStewmacから購入した牛骨で整形製作、

ナット溝012-054ゲージ用に専用溝切りをしてあります。

サドルは丸棒スタイルだったのでルーターで溝切りして牛骨に変更してあります。

ナット幅45mmですが、なんとマーチンと同じ指板Rが付いており大変弾きやすくなりました。

当時のギターはクラックギターの様な極太ネックでフラット指板ですが、ちゃんとRが付いてます。

肝心の音ですが、ヤマハダイナミックギターは激鳴りで有名ですが、

ネック側で弾いてもあまり深みのある音に変化せず、どこで弾いても大して変化しませんが、

さすがヤスマです。きっちり深い艶のある音が出てきます。

ボリュームもダイナミックギターに全然負けません。

リードギターとしても大変魅力的なギターです。

大変貴重で面白いギターです。早い者勝ちです。

二度と出会う事はないギターだと思います。

欠点は蝶の飾りの真ん中が欠損です。

ケースはクラッシックギター用ハードケースに入れて送付します。

若干オーバーサイズですが、雰囲気の良いケースです。

１９枚目写真は片側を目一杯寄せた状態のスキ加減です。

弦はマーチンM140 ライトゲージ(012-054、80/20Blonze)新品を張ってあります。

ハードケースにプチプチを巻いて送付します。

宜しければ！