朝日新聞創刊100年を振り返った新聞広告史です。

自宅保管ですが、状態は非常に良いかと存じます。広告業界、マスコミの就職活動にも業界研究として使えるかと存じます。

カバーの薄いセロハンには破けがあります。



上巻帯

朝日新聞創刊100年。 明治12年1月25日の創刊号では、「官許奇妙水」といった文明開化調の売薬広告が目立った。大正に入ると、広告はまことに強烈となる。「今日は帝劇、明日は三越」「一粒三百メートル」「初恋の味」…。思えば、新聞広告こそ世相を映す鏡、時代の風見鶏であった。これは、朝日新聞広告の図版1433点をもって綴った現代史のうちの、明治・大正編である。



下巻帯

昭和の新聞広告は、出版界の円本ラッシュで始まった。モボ・モガ、カフェーの世相の半面、臨戦体制が進み、ついにデパートが「軍刀その他買入」を広告する時代となる。戦後、「英語通訳急募」広告で再生した広告界は、消費ブームに乗って空前の繁栄をとげた。そこへ、突如、石油ショック-。これは、昭和58年1月25日で創刊100年を迎えた朝日新聞の、広告による現代史・昭和編である。