最近移転した独立系書店ブックナードの店主、早坂大輔さんの最新エッセイ集「本ばかり読んできたけれど。」の出品です。
私が読み終えた中古ですが、折れや曲がりのない美品です。
カバーや帯は最初から付属しません。
発行もブックナードによるもの。
作中に登場する書籍のタイトルと作者が英文で記されるというオシャレな表紙になっています。
総ページ数42。
初版発行2024年6月15日。
この冊子は初版です。
ご不在でもポスト投函されるネコポスで発送します。

ブックナードは直訳すれば「本オタク」とでもなりますが、この作品にも普段の生活に関連して早坂さんの好きな本が随所に登場します。
選ばれた書籍は以下の通り。

「ノルウェイの森」（上）（下）村上春樹
「羊をめぐる冒険」（上）（下）村上春樹
「彼は早稲田で死んだ」　　　　樋田毅
「コルシア書店の仲間たち」　　須賀敦子
「橙書店にて」　　　　　　　　田尻久子
「夕べの雲」　　　　　　　　　庄野潤三
「チャリングクロス街84番地」　ヘレーン・ハンフ
「京都はこわくない」　　　　　仁平綾
「朝のあかり」　　　　　　　　石垣りん
「からすのパンやさん」　　　　かこさとし
「VISAGE Vol.3 ジャック・タチ特集」
「娘の学校」　　　　　　　　　なだいなだ
「惑う星」　　　　　　　　　　リチャード・パワーズ

正直に言って、私は半分以上早坂さんと好みが被っているので、以前の手狭な店舗内にある書籍の大半が既に読了済みということがほとんどでした。
移転してだいぶ広くなったこれからは未読の良書と出会える機会が増えるだろうと期待しています。

私は本オタクではないので一度読んだ本を読み返したことは（1冊を除いて）ありません。
なので手放すことにも全く抵抗がないのですが、読んで期待外れだった本は他人には絶対渡しません。
つまらない本を読むなんて時間のムダなので。
それどころか、今や面白い本すら読まない人が増えているのです。
そんな人にくだらない本を与えて「やっぱり読書なんてつまらないもんだ」等と勘違いされたくありませんから。
私がメルカリに出品する書籍は全て、私が責任を持ってあなたの心の糧になる内容であることを保証します。

この出品のBGMは大野雄二とシーモの「ルパン・ザ・ファイヤー」。
本はとんでもないものを盗んでいきます。
あなたの心を。