市場では６リング手帳がシステム手帳の大勢のようですが、システムダイアリー(SD)社が元祖の「日本発祥（独自）の８リング規格」です。希少性から余り見掛けませんが、内ポケットに収まるちょうど良いサイズ感で、用紙サイズの筆記面積も広すぎず狭すぎず、必要十分なサイズは使いやすいのではないかと思います。

バインダー本体は日本能率協会の「Bindex-N、N-801」で、良質な皮革製ででほどよい艶があります。目立ったキズはありませんが少しのスレはございます。（ペンホルダーは付いていませんが、むしろポケットの出し入れで引っかかることもありません）

皮革色はブラックで糸は明るいブラウン系で丁寧に縫製されています。

リング径（内径）は約１センチほどです。（写真では拡大されています）

本体サイズmm：横幅98（開いたときの全幅200）、縦153、 厚み13＞ 、用紙サイズmm： 横82、 縦140

用紙は用途別にいろいろタイプがあり、30枚ほど同梱しました。脱着可能なプラ製の物差し栞なども同梱。

金具の多くは中国製のようですが、８リングは元々日本の職人気質で製造されたようです。ただ、このクラウゼKRAUSE社のバインダー金具はドイツで作られ、開閉が少し固めですが品質はしっかりしています。

そもそもシステムダイアリー;SD社は、1968年(昭和43年)に発売を開始した日本初のシステム手帳メーカーで現在も高級皮革製や各種リフィルを販売中のようです。