アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ（p）

disc1

①モーツァルト：ピアノ協奏曲第２０番ニ短調K.466

　ガーベン指揮北ドイツ放送交響楽団

　1989年6月デジタル録音（ライヴ）

②ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第３番ハ短調op.37

　ジュリーニ指揮ウィーン交響楽団

　1979年2月ステレオ録音（ライヴ）

disc2

③ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第５番変ホ長調op.73

「皇帝」

　ジュリーニ指揮ウィーン交響楽団

　1979年2月ステレオ録音（ライヴ）

④ショパン ：10のマズルカ

　マズルカ第45番Op. 67 No. 2

　マズルカ第34番Op. 56 No. 2

　マズルカ第47番Op. 67 No. 4

　マズルカ第49番Op. 68 No. 2

　マズルカ第48番Op. 68 No. 1

　マズルカ第22番Op. 33 No. 1

　マズルカ第20番Op. 30 No. 3

　マズルカ第19番Op. 30 No. 2

　マズルカ第25番Op. 33 No. 4

　マズルカ第51番Op. 68 No. 4

　1971年10月ステレオ録音



ミケランジェリ[1920-1995]が、その完成期にドイツ・グラモフォンにおこなったレコーディングのうち、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンの中から選りすぐりの名演をCD2枚に凝縮したもの。精錬された音そのものから端正な造形美がおのずと立ち表れるベートーヴェンやモーツァルト、厳しいほど磨かれた抒情のありさまが慄然たる感銘を呼び起こすショパン、まちがいなくピアノ音楽の極点をきわめていたミケランジェリ芸術の特質を実感させます。即興などとは縁遠い、隅々まで計算され尽くした打鍵。即興などというその場凌ぎの刹那的快楽など知ったことかと言わんばかりの、端正にしてクール、しかも微塵の曖昧さも感じさせない演奏。その響きがここまで透明感を伴って再現された例は他にはありません。とにかく驚きと発見の連続、それ以上の根源的な感動へと誘う名演奏、ピアノに興味のある人なら、聴かない理由はないでしょう。



国内盤【新品未開封】帯は最初から無し

CD club盤　18



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