ロンジンの30mmキャリバー、30LSを搭載した9金無垢手巻時計です。LONGINES cal.30LS 9K solid gold case。


年代は1961年頃。年代は機械の製造番号からの判断です。


この時代、イギリスでは硬さが好まれたらしく、しばしば９金ケースが使われました。DENNISON製やBAUME製が有名です、こちらはBAUME。


キャリバーはLONGINES社製の名機cal.30LS。直径30mmの精度が出やすい大きなキャリバーです。センターセコンド、耐震装置付き、平ひげゼンマイの仕様となっています。


フルオリジナルと思われます。裏蓋にあまり目立たない打痕ありますが、全体には程度は悪くないと思います。金無垢も今どきっぽくはないですがそこがまた上品で、個人的におすすめです。

ケースは傷が少なく、ラグのエッジを含めプロポーションに秀でています。
30LSは30Lに比べてかなり少数の生産で、コンディションまで含めるとこの時計のように価値ある要素を兼ね備えた個体は希少です。わかる貴方のための、特別なロンジンです。

平置き日差1-2分程度で稼働しています。

サイズ（平置実寸）


ケース幅　約33mm（竜頭含まず）


ラグ端から端まで　約41mm


ベルト幅　約18mm


（素人採寸ですので誤差ご容赦下さい）


～コメント～

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