本庄慧一郎の時代小説
「幻九郎仕留帳」
木村友馨の書下ろし時代小説
「隠密廻り 朝寝坊起内」3冊
① 隠密廻り「幻九郎仕留帳」
五代将軍・綱吉の治世、江戸市中は乱れていた。旗本・御家人の次男三男が「旗本奴」なる暴徒と化し、勝手放題に狼藉を働き、火付け盗賊改め役・中山勘解由は容赦なく悪投始末を行うが、その強引なやりくちは怨みを買い、つねに命を狙われていた。中山の影同心・香住幻九郎は酒と女にうつつをぬかす放蕩無頼の輩で有るが、剣を握れば天心一刀流の。江戸の闇に跳梁する凶賊どもを斬りまくる痛快時代小説です。
② 隠密廻り朝寝坊起内
両国で浪人達が、忍の網代籠を襲撃した。たまたま現場に居合わせた売れない読み本作家、朝寝坊起内と、その大家で南町奉行所臨時廻り同心鳥居平次郎の活躍で、籠の主は無事だった。ところがなんと、二人が守ったのは江戸町奉行、根岸肥前の神守鎮衛であり、二人は、奉行暗殺を企む者の探索を奉行直々に命じられる。
何れも相当前に、古本屋等で購入したもので、日焼けによる変色が見受けられますが、破れや落書き等は無く、読書するのには、何ら支障は有りません。