【サイズ】

幅：約19cm 高さ：約2.5cm



【状態】

5枚目写真にありますが、極僅かなペイントロスがあります

6枚目写真、金彩にも僅かですが擦れがあります

ご確認お願い致します

アンティーク品ですので、写真には写せない程度の細かな傷がある場合があります

予めご了承ください

その他、割れ欠け、ヒビ等なく大変良好なコンディションです

全て1900年代前半のアンティーク品ですが、超美品・1級品です



ドイツで購入しましたKPMベルリンの

ノイジェラット フルーツの飾り絵皿です



ノイジェラットは1765年にポツダム宮殿が

新しく建築された際に、その宮殿で使用するために

デザインされたものです



「ノイジェラット」とは「新デザイン」という意味合いです



何が新なのか、と申しますと

18世紀前半頃から流行り始めたロココ様式です



それまではバロックが中心だった装飾から、

植物の葉や蔦、貝殻やフルーツ、鳥は花などの

身近な題材をモチーフにした繊細で複雑な曲線を

優美で上品に柔らかく表現したのがロココ様式です



絵皿をご覧頂いてもお解りの通り、KPMの絵付けは

もしかしたらマイセン以上なのでは？と感じることが

しばしばございます



KPMは元々国王の庇護のもとに始まった窯元でもあり、

陶磁器に関する研究や開発などを国王の為に行う機関でもありましたし、

現在もヨーロッパでのその役割を担っています



宣伝広告などをすることもなく、その分研鑽に勤しむという窯元です



その為に、日本での知名度があまり高くない

「知る人ぞ知る」窯元でもあります。



作品としての価値や技術が素晴らしいのは、

一目ご覧になっただけでお解りになるかと思います



私は寧ろKPMが日本での知名度があまり上がらず、

本当に素晴らしい作品だけを愛する方々にお手頃な価格で

お持ち頂ければと願っております



こちらは1900年代前半のアンティーク品です

僅かなダメージがありますが、超美品・1級品です



ノイジェラットのフルーツと花の絵皿はまるで絵画を見るように

お楽しみいただけるかと思います



KPMの作品は上記の理由から、あまり生産量が多くございませんので、

良い作品はなかなか市場には出回りません



今回ご紹介する作品も、日本ではかなり希少品となります