特別展　からひね會Ⅱ　川喜田半泥子•荒川豊蔵•三輪休和•金重陶陽

2023年10月に行われた展覧会図録です。



からひね會「乾比根会」とは、川喜田半泥子を中心とし、荒川豊蔵、三輪休和、金重陶陽の四名で茶陶を学び、批評し、古名器を鑑賞しながら桃山復興、またさらに上を目指すため結成された作家同盟です。

その後、半泥子を除く三名は、人間国宝に認定され、さらに、お互い切磋琢磨し、後世に残る作品をつくり続けました。

その四人の見事な作品を一同に見ることの出来た展覧会の記念となる図録です。



巻頭文で　昭和の桃山復興と乾比根会ー龍泉寺由佳氏(石水博物館)はからひね會「乾比根会」の由来と時代の中での役割などわかりやすく説明してあり、読み応えがあり勉強になります。

また、ギャラリー店主の黒田草臣氏の各作家について説明とその想いは秀悦です。

一読をお勧めします。



掲載作品　計63点　（陶芸作品、茶器、食器、その他）

川喜田半泥子 掲載作品16点

荒川豊蔵 掲載作品15点

三輪休和 掲載作品15点

金重陶陽 掲載作品17点

掲載商品の価格表付き



丁寧に保管しておりますが、

素人保管の古書で、若干のすれ、が見られます。

その点をご理解の上ご検討ください。