多様な民族と文化に形成されてきた「ブラジル」社会研究の入門書。

社会形成の歴史から宗教や家族制度、多人種多民族社会における社会的公正への取り組みやグローバルな人の移動について分析。



多様性を備えダイナミックな展開を遂げてきたブラジル社会を提示。



「ブラジルの人と社会」 単行本 – 2017/5/19

田村梨花 (著), 三田千代子 (著), 拝野寿美子 (著)

定価: ￥ 2310



ブラジルは・・・

・世界第6位の人口（2021年 2億1,432万人）

・国土は世界で5番目に広い

・南米唯一のポルトガル語圏

日本の交流の歴史は深い・・・

・2025年で外交関係樹立130年

・姉妹都市協定が国内に57件（28都道府県）。

・日本各地には「ブラジルタウン」も形成（群馬県大泉町や静岡県浜松市など）。

・200万人もの日系人がブラジルで暮らす（世界で最大の日系社会）。



目次

多人種多民族社会ブラジル―ブラジル社会概観

ラテンアメリカの中のブラジル；

「大陸国家」ブラジルの多様性；

社会格差の起源と現在）

社会形成の歴史

住民の多人種多民族化；

外国移民と「脱阿入欧」；

「人種民主主義」と国家統合；

階級社会と人種；

人種民主主義の克服と多様性の承認）

社会制度―宗教と家族制度

宗教と社会；

家族制度の展開；今日の多様な家族形態）

社会的公正への挑戦

都市化と人口移動；

民主化と社会開発；

社会運動と市民の力；

女性のエンパワーメントとジェンダー平等へ）

グローバル化と人の移動

ブラジル人のディアスポラ；

日本におけるブラジル人）







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