DACORA Super Dignette E-B 希少
ドイツのメーカー、DACORAカメラベルクは自社のDACORAブランドで1960年代にDignetteやSuper Dignetteというカメラを販売していました。スーパー　ディネットには、測光機能が組み込まれています。そして、前面にシャッターノブを備えていて、ぶれ難い操作ですね。
モデルの頂点が今回の1962年のスーパーディネットE-Bで、露出計に加えて、前面に距離計ウィンドウも備えています。
レンズは、ドイツ・ミュンヘンの２大光学会社だった「シュタインハイル」と「ローデンシュトック」の中で、そのシュタインハイルのレンズ　
CASSAR 2.8/45mmを採用です。
光学系は３群３枚のトリプレット型構成です。
トリプレットは中央部がしっかり解像していて、周りのボケで、ポートレートに向いてると言われています。今回同型レンズをSony α7でサンプル撮影して添付していますのでご参照ください。
RF(レンジファインダー)用レンズとして、解像度が高く、色味も出やすく後景ボケはソフトでいい感じですね。前後のボケ感が程よくバブルボケて、被写体を引き立てるのにいいと思います。手頃なサイズのカメラは街撮りにも良いですね。某レンズ専門家の評価で、「シュタンハイルでは、一眼レフ用とRF用では、光学構成が異なるレンズを使っていた様です。その構成図が添付の最終図です。その結果として、『ピント面の鋭さと質感表現能力の高さにオドロキです。それにプラスして影になっている場所の陰影の違いなどもちゃんと残しているので、グラデーションの　滑らかさ』がこのレンズの凄さと」表現されています。
https://pakira3.sakura.ne.jp/wp/?p=108067
出品カメラは、外観も綺麗で、大きなキズや凹みも無い良い状態で、機能的にもシャッター全速、絞り調整もスムーズに行えます。ファインダーもキレイで、二重像も薄めですが、使えています。フィルム送りなども含めて良好で、セレン式の組み込み露出計も動作して、速度や絞りの設定で針が動き、その針に合わせての露出調整針も動いています。

コンパクトなレンズです。ゆうパケットプラスなどの廉価な配送を予定しています。
●匿名配送でお名前住所不要です。

●送料込みのお値段です。