図録『ルノアール展』

1988年10月15日〜12月11日
名古屋市美術館

主催　名古屋市美術館、中日新聞社
後援　外務省

234ページ

あいさつ　より
日本に多くのファンを持つ印象派の画家の中でも、ルノアールはとりわけ高い人気を誇っています。それは生きることへの悦び、生命に対する惜しみない愛、美しいものへの限りない賛辞が彼の作品には溢れているからに他なりません。…
今回の展覧会は幻のルノアール・コレクションとして世界的に有名なアメリカのクラーク・アート・インスティチュートをはじめ、世界各地の美術館、コレクターから選りすぐられた80余点によって構成されており、日本初公開の作品も多数含まれています。
とりわけルノアール芸術の頂点とも言える1870年代から80年代の作品が中心を占めており、彼の芸術の神髄を理解する上でまたとない機会と言えるでしょう。
またこのカタログには印象派研究の第一人者であるロンドン大学ジョン・ハウス教授をはじめ、三人の気鋭の専門家による重要な論文が寄せられていますが、それぞれこれまでにない新しい視点からルノアールの芸術を分析しており、鑑賞者に新たなルノアール像を提供しています。　　　
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写真18 右脇に小さな汚れあり
写真19 裏側左下折れ目あり
中はきれいです

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