ロゴが消されていますが特徴的なトレモロユニットなどのブリッジ周りやネックプレート、ナットの形状などからWestminsterのSE420Sというモデルでまず間違いないと思います。
WestminsterはGrecoのセカンドブランド的な立ち位置で、マツモク工業で製造され神田商会が販売をしていたそうです。
モデル名が420なので当時の定価が42,000円とWestminsterの中では中~上位のモデルかと思います。
正確な情報が見つからなかったのですがブランド自体が86年位に終了しているので70年代後半から80年代前半頃に流通していた個体かと思われます。
所々本家のストラトキャスターと違うなという部分はあるものの日本製だけあって作りは全体的に丁寧で音も悪くないです。個人的な意見ですがピックアップや電装系などをアップグレードすればかなり使えるギターになりそうだなと感じています。
重量が3.145kgと軽量で構えた時のバランスもとてもいいです。

カタログスペックでは
ボディ:アガチス2pc
ネック:メイプル
指板:貼りメイプル
コントロール:3wayセレクター、1V2T
となっています。

ヘッドのブランドロゴが剥がされており、ヘッドの表側のみ塗装が剥がされています。また、古いギターなので全体的に傷や打痕等ありますので写真にてご確認下さい。
フレットの状態は元の情報がない為残量など写真で確認をお願いします。
若干ビビりというかバズが混ざる箇所がありますので1度ネック周りを中心にメンテナンスするとより良くなるかなと思いますが、個人的には現状のままでもそこまで気にならないかなと思います。
ピックガードやジャックプレート部のビスにいくつかなめそうになってるものがあったので手持ちの新品に変わっている箇所があります。
電装系は多少ガリなどはあるものの問題なく動作しています。

余談ですが某ストラト狂いのお店で同じギター(状態はロゴも残っているし全体的に綺麗ではあります)が74,000円程で販売されており、商品写真を見比べて頂くとその個体とほとんど一致します。

本体をソフトケース(Playtech製)に入れておまかせ配送にて送らせて頂きますので送料分が加算されますがご了承下さい。
お送りするのは本体、ソフトケースのみでブリッジカバー、アーム、バックパネルは欠品です。