バローロ伯爵カルロとジュリエットの出会いに始まり、アッボーナ家へと継承そして1949年創立、マルケージ・ディ・バローロ

王と称賛される名醸、タンニン(渋み)が豊富で長期熟成に耐えられるのが特徴
バローロ1969
この年代の別個体のティスティング感想は、ガーネットの深い色調、シェリー香、ドライなイチジク・レーズンのニュアンスで、古いレンガ造りのワイン蔵で何年も熟成された、ヴィンテージのみが持つ世界感です

しかし、50数年のバローロワイン歴史の扉を開ける前に、今のバローロの持つ華やかな魅力を確かめてからヴィンテージを探求するのが良いでしょう

では、新しいマルケージを開ければいいのか？
現在のマルケージはタンニンを抑えた少しニュアンスの異なるタイプに変化しているようで、少し物足りない感があるかも知れません

したがってお勧めの一本

モスコーネ・ブッシア2015が10年を経てやっと華開き、収穫と熟成の両方を楽しめる飲み頃を迎えました

白トリュフで有名なアルバ村から車で南に25分、なだらかな丘陵の南西斜面にひときわ整然とした美しい葡萄畑

1877年モンフォルテ・ダルバに始まり、5ヘクタールはブッシア・クリュ、バローロ最上の畑の一つ

近年、重鎮ドナート・ラナティ博士のコンスレンテを受け、この特別の土地を最大限に表現

カンティーナ・モスコーネDOCG

ランゲ・モンフォルテ・ダルバ
標高480mの丘の南西斜面
グイヨ仕立て密植 4500株/ha

ブッシア区画内で収穫したネッビオー100%ALC14.5%
ブッシアと名乗っていい秀作

フルボディ19-20℃
10月手摘み収穫
破砕後、マセラシオン20日、オーク樽24か月、
ステンレスタンク1年熟成
ザクロ色のルビーレッド
バラ、胡椒のニュアンス、ヴァニラ、カカオのトースト香
しっかりとしたボディで持続性のある味わい
赤身肉、ジビエ、熟成チーズに
熊本産の馬肉のたたきとの相性は抜群でした

日本国内で購入し、温度・湿度管理ワインセラーで保存しています。液漏れ、ラベル汚れはありませんが、経年劣化やコルク損傷の可能性リスクはご理解の上、オールドヴィンテージをお楽しみ下さい。価格交渉、返品返金、未成年の方はご遠慮お願いします

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