祭りと叛乱 16〜18世紀の民衆意識
イヴ=マリー・ベルセ 著
井上幸治 監訳
新評論 1980

日本語版への序文
はじめに
第一章　祭りの暴力
第二章　反乱に変容する祭り
第三章　市民の祝祭の終焉
第四章　民衆宗教の迫害
第五章　農業祭の終焉
結論
監訳者あとがき

民俗学、社会人類学、社会心理学、気象学…。いっさいの学問を動員して民衆の生活様式から心性にまで迫る総合の学=アナール派歴史学が生んだ民衆心性史の傑作。笑いと暴力。叛乱に転ずる祭りを通して、躍動する民衆の心性を活写。

イヴ=マリー・ベルセ教授は、ルイ14世の時代を専門とするフランス・アナール派を代表する近代史の歴史家の一人。
本書では笑いと暴力、叛乱に転ずる祭りを通して躍動する民衆のメンタリティーにせまる。

帯あり

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