encodeの立体裁断デニムです。
サイズはSです。
裾を引きずって履いていたので裾が擦れています
ウエスト78cm 股上32cm 股下74cm 裾幅26cm 腿幅33cm ヒップ幅52cm

19世紀半ば、ゴールドラッシュに沸くアメリカで生まれたデニム生地のワークパンツ。
その後長い歴史の中で、「ジーンズ」へと進化し、現代ファッションにおいて欠かせない、ファッションアイテムとなりました。
そのジーンズに1990年代、立体裁断技術が導入され、数多くの"3D Construction(3D構造)"ジーンズが開発されました。
今回製作したジーンズはその歴史のなかで、ジーンズの原型から立体裁断が導入されるまでに、商品開発過程でこのような試作品(prototype)があったのではないかと考察し、作成したジーンズです。
素材は赤耳デニムから耳なしに移行した80年代のデニムをモチーフに開発された14ozデニムを使用。
シルエットはルーズフィットシルエットで、前パーツ、後パーツ、脇切り替えと3つのパーツで構成されています。
タックボタンや、リベット、ホームベース型パッチポケットなど、ジーンズの原型を残しつつ、後ヨークはダーツに変更し、立体的に構築。
ヒゲや、ブラスト、バイオブリーチ、レーザー加工を駆使し、当時のジーンズのような雰囲気を目指し、加工を施しています。