絵画の種類···日本画

形式···掛け軸・掛軸

主題···動物

主な画材···その他

全体1400×620ミリ 絵　400×585ミリ

箱700×70×H60ミリ



当家に伝わる掛け軸の1本ですが喜田華堂の作になります。

お店の座敷や客間で使ってまいりましたが入れ替えのために出品することとなりました。



「享和2年(1802)－明治12年(1879)　江戸後期-明治時代の画家。

若い頃に京都にでて岸派の岸駒(がんく),岸岱(がんたい)にまなぶ。嘉永(かえい)年間に名古屋で絵師を開業,尾張(おわり)名古屋藩にまねかれて御用絵師となった。明治12年2月7日死去。78歳。美濃(岐阜県関ケ原町)出身。名は景静。字(あざな)は伯寿。別号に竹石居,半舟翁。作品に「青坂山妙応寺縁起」。」

と紹介がございます。

岐阜県愛知県の美術館などに多くの絵が保存されております。



出品の掛け軸は、ジョウビタキが木の枝に止まりまだ早い春の訪れを告げている絵になりますが絵の中の木の枝と鳥との配置バランスが大変素晴らしくとても良い作品の一つかと思われます。

描かれたのが恐らく名古屋で開業した嘉永年間以降の作と伝わります。

時代感は出ていますが絵の色落ちも無く大切に保存してまいりました。



日本画のお好きな方がいらっしゃいましたら是非この機会にお求めくださいますようよろしくお願い申し上げます。



タイプ···日本画



題材···風景画



種類···原画