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30年前、空前の大ベストセラーとなった『積木くずし』。

その後、崩壊と再生を繰り返しながら、『積木くずし』を書いた意味を追い続けた著者、穂積隆信。

『積木くずし』を書いたことによって、その後、運命づけられたかのような悪夢の法則にもてあそばれながら、それでも、自分の思いと家族の思いとをひも解いていく過程を描く。

人の生き方や考え方に正解、不正解などない。ただ、運命のように逝った人からの思いや願いが手もとに届くことがある。

自死した前妻美千子が遺した青いノート、突然死であっけなく失った娘由香里が人知れず書いた、思いを綴った文章。偶然なのか必然なのか、ひとり残された著者が、遺された思いに応えるため、自身最後の著書として刊行した最後の答え、『積木くずし 最終章』。



今、『積木くずし』のすべてがここに明かされる。



★日本図書館協会選定図書



出版社からのコメント

清純派女優・成美璃子が非行に走る娘役で出演した2夜連続ドラマ後に大反響。

原作はドラマよりも衝撃的! !

著者について

　1931年静岡県生まれ。俳優。俳優座養成所第３期生。テレビ・舞台・映画・アニメなどに俳優・声優として多数出演し、現在も活躍中。

　1982年に刊行された『積木くずし』は300万部を突破し、原作をドラマ化したテレビ番組では45.3％という記録的な視聴率を獲得した。

　著書に『積木くずし　親と子の二百日戦争』（桐原書店）、『由香里の死そして愛　積木くずし終章』（アートン）などがある。





「積木くずし 最終章」

穂積 隆信

定価: ￥ 1500



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